前回の続きです。残りのキハ111・112に室内灯を製作していきます。今回も夕庵式を採用しますが、先ずシートの塗装から始めなければなりません。購入時からそうでしたが、シートの背もたれがカットされていましたのでそこから修復します。0.5mmのプラバンを似たような形にカットして接着します。肘掛けは面倒なので省略しました。
接着出来たところで塗装に移ります。前回はみ出しが多く失敗だったので細かくマスキングして筆塗りしました。色に付いて、本来ならもっとくすんだ淡いブルーですが、クレオスのキャラクターブルーにホワイトを少し混ぜて塗っていきます。よく分からないのですが、クレオスの水性ホビーカラーは糸を引いたりムラになり易く塗りにくいです。それでも精製水を少し足して伸ばしているんですけどね。
※この頃は水性ホビーカラーとMRカラーの成分を勘違いしていたようです。精製水で伸ばす事が出来るのは水性ホビーカラーの方です。MRカラーは筆塗りには向きません。
集電板が足りないので、以前購入した(キハ82系旧製品の為)りん青銅を約2mm幅にカットして使います。
差し込んでみました。後は室内灯ユニットが出来てから現物合わせでセッティングします。
と言うわけで端折って完成です。
特に意味は無いのですが、取り回しを変えています。作りやすかったのは手前ですね。奥側はLEDを一個ダメにしてしまいました。あぁ、一個¥100がぁ
と言うわけで4両編成の出来上がりです。室内灯の端が黄色っぽく見えるのはLED照射角の所為と思われます。これはちょっと難しいですね。今回は20°を使っていますが、例えば30°を使うとかLEDと導光棒を繋ぐ遮光テープの幅を変えてみるとか屋根に遮光テープを貼ってみるとか色々有ると思います。
それでもKATO製室内灯よりは全然自然な色合いで良いと思います。これで手持ち殆どの車両に(Bトレ除く)室内灯が装備されました。強いて言えば、遙か昔のKATOスハ43系でしょうかね、未施工なのは。
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